見えないことから見えること
- [2016/12/27]
最近布団からなかなか出られない業務部のKです。
ダイアログ・イン・ザ・ダークをご存知でしょうか。
完全に光を遮断した空間の中にグループを組んで入り、暗闇のエキスパートである視覚障がい者の方のアテンドによって中を探検する体験ができる場所です。
今回、体験する機会があり友人と参加してみました。
事前にどういった体験が出来るのかは調べて心の準備はしていたのですが、いざ光の遮断された空間に足を踏み入れることの恐怖、見えないことによる不安が私の中を埋め尽くしていました。
友人以外は皆、初対面。
しかし、視覚を使える人はこの場には一人もおりません。
段差やトンネルの中を皆で協力しなくては進めません。
白杖を使い、触れて確認することでどこに何があるのか把握し、進むのに危険な場所があるときは他の皆に伝えるなど、自分から働きかけなければ何も起こらないし、わからないのです。
実際にどんなことをしたのかは、ぜひ体験していただきたいので詳しくは書かないことにします。
ただ、この体験を通して感じたことは普段自分が如何にして視覚に頼っているのか、また暗闇の中では自分一人だけでは進むことが出来ないのだと実感しました。
自分の気持ちや思いを伝えなくては何も変わらないこと、見えないからこそ相手の立場になって物事を考えて発言することが大切なのだと思いました。
仲間がいることの安心感をこの体験の中では何度も感じました。
体験前と体験後では自分が見る世界というのは少し変化していると思います。
私たちは目を開ければ、物の形も色も距離感でさえ視覚で理解出来ます。
その視覚をなくしてしまったら何に頼ればいいのか、どう理解すればいいのか。
この体験はそういったことを考えさせるとともに、人の温かさを感じることのできるものです。
季節によって体験する内容も変わることのことですので、一度体験した方も別の季節にもう一度体験してみるとまた新たな発見があるかもしれません(^▽^) 私は終始迷子になっておりましたので、まず方向音痴を治すことから始めてみようかと思いますにわとり親子のハンドタオル
酉年ならではの一アイテム。とは言いつつ、年中季節に関係なく使用出来ますので、普段使いにいかがでしょうか?にわとり親子のイラストがとてもキュートです。シークレット柄は思わず口をあんぐり開けてしまうほどの発想力でしたので、是非とも探してみてください!
名前:N.K
【所属部署】業務部
【好きな食べ物】きつねうどんとお寿司
【趣味】 舞台鑑賞、そして散歩
【最近感動したこと】 きな粉豆乳がとても美味しい
【疑問に思うこと】 私の幼少期のアルバムが1ページで途切れていること
【密かにハマっていること】体感型の謎解きゲーム