改めて「ノベルティ」とは?
改めて「ノベルティ」とは? |
営業部 初田です。
このコーナーは、このサイトを閲覧していただく皆様にとって、「面白いな」「参考になるな」と思われるテーマを設定し、肩がこらないような内容で、でも実用に役立つ内容を心がけ不定期に書き足しをしていきます。
普段の仕事の中・生活の中で感じたこと・持っている知識をベースに構成していきます。
内容について、ご意見・ご指摘をいただくことも大歓迎です。
さて、どんな仕事をしていても自分の仕事・会社(組織)の社会的役割・存在意義について振り返ることはあると思います。
このコーナーの初回にあたって、まず改めて自分たちの生業である「ノベルティ」の位置づけを再定義してみることを行いたいと思います。
当たり前のことを当たり前のように説明するのではなく、ちょっと視点をずらして。
「ノベルティ」の企画・制作を業務とする弊社にとっては、この「再定義」は、自分の会社を他人にいかに伝えるか、またその意義・社会的存在をどのように解釈するかというところに繋がってきます。
「ノベルティの辞書的解釈」:
広告の手法で、ある目的のために、無料で渡される「贈りもの」のこと。企業イメージの向上や認知度への貢献のため、会社名・ロゴ・商品名などを入れることが多い。
集客・話題性の喚起・維持するうえで役立つことを期待されている。そのためには、ノベルティを通じて、如何にお客様へ魅力を発信できるかが重要である。
「どうしてノベルティは存在する? |
使用シーンは様々です。イベントで配る、ある商品を買うと付いてくる、キャンペーンの時だからもらえる、ある限定された場所でだけもらえる・・・・
いずれにしても共通しているのは、ある特定の、限定された時間の、特別なシーン、その機会は「いつでもある」「いつでも貰える」ということではないということです。
つまり「特別である」ということです。
→ そう、自分たちの仕事は、とっても「スペシャルな」仕事なのです。
だからクライアントであるお客様は、そこにわざわざ特別な、「スペシャルな」予算・販促費を投入するのです。
どうしてか?
自明のことですが、「企業(組織)の宿命である、売り上げ・利益を上げるため」です。
ではその目的にどのように貢献できているのか?また貢献すべきなのかという大きなテーマについては、今後改めて書きたいと思います。
さて、クライアントの目的である販促活動の「スペシャルな」手段のひとつが、「ノベルティ」なのです。
もう一度書きます。
「スペシャル=特別」なチャンスに、私たちは携わっているのだと言えます。
だからこそ、クライアント・お客様もノベルティには「スペシャル」を期待します。
そこで現実の大きな壁にぶち当たります。
お客様の期待度 > 予算 スケジュール 制作納期 お客様との調整 制作側との調整・・・・
でも、この壁との葛藤があるからこそ、わたくしたちの会社は存在している・存在させていただいていると考えます。
誰もが解決できるものであれば、敢えてそれを外注に出すことはないからです。
プロフェッショナルとして、この矛盾・葛藤を解決することが出来るからこそクライアントはそこに価値を見出してくださっている、だからこそ、株式会社力匠は存在させていただいていると思います。
さて「スペシャルな仕事」「期待された特別な仕事」がノベルティは担っているという話題について書きました。
一般的に「スペシャルな仕事」ってどんなイメージか、頭のなかで想像してみました。
「スペシャル」→「スペシャリスト」→「特別なシーンで活躍する人」
ん~、例えば、海難救助隊、凄腕の外科医、伝統工芸の職人・・・・
ん~~、何か違う??
「ノベルティのスペシャルな側面」という捉え方で近い職種でいうと、
・ようやく迎えた晴れの結婚式それを支えてくれるプロデューサー、
・特別な記念日でのレストランのスタッフ、
・子供の3歳の誕生日ケーキを買ったお店の店員さん、
・ある特別な人へのプレゼントを包装してくれる店員さん。
こういう職種の方たちは、普段から常に、お客様からの声にならないスペシャルな要求を期待されているはずです。
「ノベルティ=スペシャル」だからこそ我々力匠の仕事も、こういう性質の側面を持っています。
「期待値が高い」「失敗は決して期待されてない」もともと求めているレベルが一定で存在している。
クライアント・企業にとっては、「スペシャルな販促」だからこそ、失敗は許されないのです。
失敗を前提とはしていないため仮に失敗してしまったとすると、そのダメージは計り知れません。
「やらなければよかった。。。。」なんて声は、何も生み出さなかったという「ゼロ」ではなく、むしろマイナスの評価につながっていきます。
これは「期待値が高い、特別な何かを求めている」からこそ起こりうることなのです。
お客様の期待度 > 予算 スケジュール 制作納期 お客様の調整 制作側の調整・・・・
この現実の中で調整役をしていくのが、この業界のスペシャリストであると考えます。
私たち制作側は、こういう要素を十分に理解したうえで日々打ち合わせを行っています。